2013年9月17日火曜日

株式会社First Drop 代表取締役社長 平尾謙太郎氏登場。

in-職(いんしょく)ハイパー飲食の戦士たち株式会社First Drop 代表取締役社長 平尾謙太郎氏登場。
本文より~

生活費はスロットで。

「進学するか、どうか」で迷ったそうだ。結局、父のアドバイスを聞き入れ、大学進学を決めることになる。父は、折に触れ大事なアドバイスをしてくれる存在だった。
「初めは、『行くなら農学部』だと思っていたんですが、卒業ぎりぎりで受験を決意したもんですから、準備不足というか、勉強不足で失敗し、結局、日大の経済学部に入ります。理由は、単純に『楽に卒業できる』と聞いていたからです(笑)」。
大学時代もバイトに明け暮れた。その一方で、スロットにハマッたそうだ。何でも、法則があったそうで、法則通りに打てば、月に相当なお金が手に入ったらしい。貯めたお金で海外に出かけ、1人旅も楽しんでいる。いかにも当時の若者らしい、学生生活を送っている。ただ、一つかわっているものがあった。平尾は、「魚好き」だったのである。

イトーヨーカ堂、入社、そして独立。

「もともと魚が好きだったこともあって、魚のバイヤーをしようと思っていました。商社なども考えたのですが、父親がこれからは『小売の時代』というもんですから、たしかにそうだと「イトーヨーカ堂」を受験しました」。
「イトーヨーカ堂は、部門が13に分かれているんですが、たいていの学生は、アパレルなどを希望するんです。でも、私は最初から『鮮魚』。13部門のなかでいちばん不人気な部門です。それが幸いしたのか、無事採用してもらって鮮魚部門に配属してもらいました。ただ、5年間、勤めましたがバイヤーにはなれませんでした。店舗を離れるのは、7年目から。そういうルールがあったようです。しかし、この5年間は、けっして無駄にならなかったと思います。原価率などの数字を叩き込まれたことは、独立後も特に役立ちました。とはいえ、私たちの立場では、仕入れルートも知りません。そういう意味では、賭けに似た独立だった気もします。いま振り返ればですが(笑)」。
独立を考えたのは、3年が過ぎた頃。2年で500万円を貯め、それを元手に独立開業をめざした。しかし、飲食の経験はアルバイトしかない。果たして、成功するのだろうか。・・・続き
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