2018年9月4日火曜日

株式会社アイランズ 代表取締役 塚原和樹氏登場。

in-職(いんしょく)ハイパー“飲食の戦士たち” 株式会社アイランズ 代表取締役 塚原和樹氏登場
本文より~

格闘技に魅了され。

総合格闘技イベントであるPRIDE(プライド)をみて育ったと、今回ご登場いただいた株式会社アイランズの塚原和樹氏は笑う。高校時代には高田道場に毎日のように通った。高田延彦、桜庭和志といったTVでみたヒーローたちがそこにはいた。 「社会人がたいはん。高校生はわずかでしたが、PRIDEのアマチュア大会にも出場させてもらいました」。格闘技熱が落ち着いた3年後の大学時代。「格闘技は続けるんですが、それ以上に海外というキーワードが私のなかでウエイトが増していったんです」。
きっかけは、ワーキングホリデービザを取得しカナダ・バンクーバーに渡った事だった。格闘技の本場である北米だった事がカナダ・バンクーバーを選択した理由だった。
「向こうでも柔術を学びました。日中は英語を勉強しながら、夜はジムで柔術を学ぶという繰り返しです」。
実は、この時、塚原氏はカナダのテレビやラジオに登場している。「CNNに取材されたんです。有名な詐欺師とたたかう日本人として/笑」。
どういうことだろう。
「何度目かの引っ越しの際に騙されたんですね。それで腹が立って。私自身の被害はわずかだったんですが、相手が、実は有名な詐欺師で。ま、そのおかげでCNNに取り上げられたし、私にとってはラッキーだったかもしれませんね。これで貴重な経験がひとつ増えましたからね/笑」。
バスに揺られ続け、初めてアメリカ大陸を一周したのもこの時期。その後大学3年時に帰国したが、海外熱は加速していく。長期休暇にはバックパッカーとなって、海外を駆けずり回る。「世界200都市は行った」と塚原氏。留学時代に出会った仲間達が、世界中にいたからだ。南米はコロンビア、メキシコ。ヨーロッパならイタリアやフランス、スペインなど世界中を渡り歩いた。
世界は思ったより小さかった。

格闘技と、海外。

塚原氏が生まれたのは1987年。川崎市幸区の出身である。祖父、叔父、父、母と周りの大人は地元に根付いた会社や商店の経営者だったため、自分もいつか起業したいと幼い頃から考えていたという。
「祖父は商店街の会長も務めていました。川崎駅もそうですが、うちの周りもずいぶん変わってしまいました。そんな中で自分を育ててくれた地元に、いつか自分も貢献したい」。
小学生中学生時代は野球。さらに中学では、相撲大会にも出場している。「練習もしないのに、大会でもいい成績を残しました。先生からは、レスリングの強豪校に進めば全国を取れるとさんざん勧められたんですが、結局、都内の私立高校に進みます」。
レスリングじゃなく、総合格闘技に魅了されていたからだろうか。進学したあとは、すでに書いた通りである。

最大手インテリアメーカーに就職、個人売上で全国一位となる。

「幼い頃から起業という思いはあったんです。ただ、革新的で画期的はアイデアがなければ、起業できないと思い込んでいました。今考えれば、現実から逃げていたんだと思います/笑」。
就職先は誰もが知る大企業。「アメリカへの出店などを見据えて、グローバル採用を行っていたんです。海外経験では誰にも負けないと思っていましたが、周りは、海外の大学出身者ばかり。国内組も一流大学出身ばかりです。まさか就職できるとは思っていませんでした」。
塚原氏は国内で奮闘することになる。「最初の配属先は全国2位の売上高を叩き出す大型店。2年目にして家具担当となり個人売上で、その年に全国1位を獲得しました」。
結果で示した。ただし、上司は選べない。「配属時の店長と働いて感じた事。たいしたことない人に、たいしたことないって評価されたのが納得できなかったですね。ダメな上司に自分の人生を左右されるなんて最悪だと思いました。それで、自分の人生これじゃないな、と思って1年半で退職しましたよ」。
思い切ったものだ。
そして、 退職後、さらに思い切った行動にでる。

貿易会社、設立。1年後には飲食事業がスタートする。


なんと、経験もないまま1人で貿易会社を設立したのである。もっとも、海外との距離感は人一倍近い。
「最初に始めたのがスリランカで水揚げされたマグロを電話で買い付けて、2日後には築地でセリにかけて販売できる仕組みを作りました。その後、スリランカから日本では出回らないレベルの高級紅茶を輸入販売を開始しました。アイランズはその時につけた社名です。スリランカ人を雇って現地とのやり取りをしてもらいました」。
飲食事業を開始したのは、設立から1年が経った頃。
「これだけ世界中を周っている中で本場のステーキに出会って、当時は私が現地で感動したようなステーキハウスが日本にほとんど無くて。だからそれを自分でやろうと思っていたんです。さらに家の近くにラウンジがあったらいいな、と。そういう発想で、自分が育った地元に本場のステーキが食べられるラウンジを作りました」。
それが、「California Lounge Grill&Bar」。「鉄板でジュージュー食べるようなモノではなく、肉本来の旨味を味わえる本場のステーキハウス」である。ワインも安くて、旨い。別会社で酒販免許をもっているため、質の高い美味いワインを安く仕入れる事ができるのだという。
それにしても、なんとも大胆な発想である。どこから、その自信はでてくるのだろう。無謀と背中合わせのような気もしなくはないが、なんとも塚原氏らしい。
・・・続き
 株式会社アイランズ 代表取締役 塚原和樹氏
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